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ECSコンテナを手元からコマンドラインで操作するecsgoを紹介

皆様ごきげんよう。エンジニアの久保寺です。

【第2回】UUUM攻殻機動隊オンラインハッカソンを開催しました! - UUUMエンジニアブログ

過去内定者インターンのときにブログを書きましたが、そんな自分も入社してから1年以上経っていました。

👇👇👇新卒インタビューなるものも記事になっているので、是非見てください👇👇👇

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ecsgoとは?

まずはじめに、今回紹介するecsgoの簡単な説明をします。

ecsgoとはECSタスクのコンテナに対話式で接続し、手元からコマンドラインで操作することを可能にするツールです。

これとても便利で、僕のチームのメンバーは全員使っています!

導入

https://github.com/tedsmitt/ecsgo

brew tap tedsmitt/ecsgo
brew install ecsgo

こちらのコマンドを叩くだけなんですが、AWS CLIをインストールしてコマンドラインでAWSに繋げるようにしないといけないのでインストールしてください。

AWS CLI バージョン 2 を使用するための前提条件 - AWS Command Line Interface

さらに、session-manager-pluginというAWS CLIのプラグインも必要になるのでインストールします。

使ってみる

ecsgo

シンプルにecsgoと叩けば、接続したAWSの全てのクラスターが表示されます。

↑↓キーでお目当てのクラスターを選択しましょう。

ecsgo -p 〇〇

-p オプションを使えば、プロファイルを選択することもできるので複数のAWSアカウントにも対応できます。

僕が開発担当しているアプリである、CREASのコンテナに入る画面を例として貼っておきます。

※CREASを詳しく知りたい方はこちらをクリック。

ステージングと本番のクラスターがありますが、今回はステージングを選択します。

👇

タスク定義を選択します。

👇

コンテナを選択します。

👇

これでコンテナをコマンドラインで操作できる状態になりました。

試しにphp -vを叩いて、PHPのバージョンを調べてみました。

最後に

対話式でクラスターやコンテナを選べるのがとても便利だなって思ってます。

ECSを使っている方は是非ecsgoの導入を検討してみてはいかがでしょうか。