UUUMエンジニアブログ

UUUMのエンジニアによる技術ブログです

UUUM攻殻機動隊に入隊して

システムユニットの5n4wasa6です。

UUUM攻殻機動隊に入隊して1ヶ月立ちましたので、定例(予定)の1ヶ月経過blogを書きます。

UUUMは現在、中期IT計画というPJが進行しており、私はその開発にjoinしております。 開発で使用している言語は主に、Ruby on Rails,Vue.jsでインフラタスクにも関わっています。

エンジニアとしての経歴は社内で1番短いですが、やりたいと言えばやらせてもらえる環境で日々楽しみながら働いております。

今回は、UUUM攻殻機動隊について3本建てで書いていきます。

  1. UUUM攻殻機動隊に入隊して感じたこと
  2. サービスの紹介 (一部)
  3. 社内勉強会の様子

はじめに

先ほど記載した通り、私は2019年2月にUUUMにjoinしました。

前職では、マイクロサービスの開発とインフラ周りの構築や移行などやっておりました。

その前は、通信会社で法人営業をやっておりましたので、エンジニアとしてはかなり後発であり気合いを入れて日々精進しております。

1. UUUM攻殻機動隊に入隊して感じたこと

現在、隊員は約30名おり、日々サービス開発に勤しんでおります。

UUUM攻殻機動隊に入隊して感じたことは、めっちゃ働きやすい環境であること。

技術やサービスベースで気兼ねなく議論しており、スピード感が非常に早い点が大きな要因だと思います。

また、後述しますが、勉強会が非常に充実しており、技術への追求が素晴らしいです。

2週間に1,2度程のペースで開催されており、私の1番楽しみにしている時間です。

ジャンル問わず開催されておりますが、最近はvim熱が非常に高いです。

詳しくはこちらをご参照ください。 system.blog.uuum.jp system.blog.uuum.jp

2. サービスの紹介 (一部)

UUUMはYoutuberのマネジメント会社であることは、ご存知の方もいるかと思うのですが、 そこで働くエンジニアがどんなことをしているかを想像することは難しいと思います。

私も、UUUMに興味を持った際に、実際にエンジニアがどんな業務をしているのか容易には想像できませんでした。 ※攻殻機動隊blogの存在を知らなかった...というただの情弱なのですが。。

そこで、サービスの一部紹介したいと思います。 Youtuberさんのマネジメント会社であるため、Youtuberさん向けやそれを管理する社内システムが多いです。

[クリエイター(youtuberさん等)向け各種サービス]

・クリエイターのサポートツール ・クリエイターの情報管理ツール ・各種データ分析ツール

[中期IT計画]

・社内管理システム こちらは私がJOINしているPJで、上記のサービスやデータを一元管理できる社内管理システムになります。

[MUUU]

UUUM公式オンラインストア

Youtuberさんのグッズなどを販売するオンインストアサービス

[レモネード]

Instagram特化型インフルエンサーマーケティングツール

インフルエンサーの選定、依頼、関係性構築、パフォーマンス分析、コンテンツ管理など 全ての作業を1つの自動ツールで簡単に実施できるサービスになります。

レモネードの技術詳細につきましては、こちらをご参照頂ければと思います。

社内,youtuberさん向けサービスが主で、説明し切れていない部分もございますが、 是非UUUM攻殻機動隊に入隊いただき、実態を解明頂ければと思います。

3. 社内勉強会の様子

前述の通り、UUUM攻殻機動隊は非常に勉強会が充実している。

勉強会では、業務効率化のための設定やネットワークの基礎、暗号化/復号化など様々なジャンルで開催されている。

今回は、勉強会の派生で展開した、ターミナル操作効率化のための各種設定について紹介します。 恥ずかしながら、dotfilesも作成していなかった私ですが、諸先輩方に教えていただきながら支給されたPCを進化させたので記します。

dotfilesについては、何度となく紹介されております 汎用性・拡張性の高い dotfiles 環境を作る を参考にした諸先輩のdotfilesを参考に自前で作成(ほぼ~パクリ~)しました。 今回はその中のいくつかの設定をご紹介します。

tmux

tmuxとは、端末多重化ソフトウェアです。 これまで、ターミナルでタブを複数表示したり、複数ターミナルを立ち上げており非常に不便でしたが、tmuxを導入することでこのような煩わしさは解消。 要するに、1つのターミナル上で複数のターミナルを立ち上げて同時に作業を可能にしてくれる便利なやつです。

tmuxの導入は非常に簡単

brew install tmux

あとは、~/.tmux.confこちらを参考に設定すれば便利なターミナル操作が可能になります。 mouse操作をonにすることをお勧めします。

# マウス操作を有効にする
set-option -g mouse on
bind -n WheelUpPane if-shell -F -t = "#{mouse_any_flag}" "send-keys -M" "if -Ft= '#{pane_in_mode}' 'send-keys -M' 'copy-mode -e'"

tmuxの操作方法もチートシート集がございますので安心。

かく言う私は、優しい優しい先輩方にあれこれ聞いて操作を習得しました。笑

peco

pecoとは、一覧結果のインクリメンタルサーチ(入力に応じて候補を絞り込む検索方法)を実現してくれるツールです。

pecoの導入も非常に簡単です。

brew install peco

あとは、バインドキーを利用したコマンドの履歴検索にpecoを使う設定をしましょう(bash,zshユーザー)。 カスタマイズして自分に合ったpecoちゃんにすることが可能です。 「履歴降順」「重複削除」がポピュラーでしょうか。

ghq

ghqとは、リポジトリを一元管理してくれるツールです。

ghqの導入も簡単

brew install ghq

ghq rootでghqのルートディレクトリを返してくれ、 ghq listでghqルートディレクトリ以下のGitリポジトリ一覧を表示できます。 上記のpecoと組み合わせると非常に便利になります。

hub

hubとは、CLIで作業中リポジトリのURLをコマンド一発で開けるようになるツール。

hubの導入も簡単

brew install hub

peco, ghq, (hub)を組み合わせることで、リポジトリ一覧をインクリメンタルサーチして、 選択したリポジトリに移動することができるため、非常に便利で業務効率化につながります。

ghq list | peco
cd $(ghq root)/$(ghq list | peco)

参考サイトのようにエイリアスを貼ってより便利に使用できます。

alias g='cd (ghq root)/(ghq list | peco)'
alias gh='hub browse (ghq list | peco | cut -d "/" -f 2,3)'

fish

fishとは、インタラクティブシェルの1つで補完機能が便利なやつです。 ユーザフレンドリーであり、エラーメッセージが親切でコマンド入力時にコマンドに色を付けてくれる親切なやつです。

fishの導入

brew install fish

bash or zshからfishに変更が必要なためこちらを参考に。

fishに乗り換えて良い点は、補完機能が優秀で操作スピードが格段に上がっていることです。

終わりに

弊社では、自作dotfilesの自慢のできるプログラマを大募集しています。 www.wantedly.com